７月1日、津リージョンプラザで昨年に続きボーイズリーグ三重県支部のＡＥＤ実技講習会が、小中学部１2チームの代表者３8名が参加して開かれました。

　主催した三重県支部の三林支部長は「過去に支部内では心臓事故は起きていませんが、緊急時に備えておくことは大切です。今日の実技講習会の内容をチームに持ち帰り広めてください」と挨拶されました。

　ボーイズリーグでは全チームにAEDの所有を義務付けていますが、以前、藤田名誉会長にお会いした際に「大阪で大会中に選手が倒れる心臓事故が起き、消防団員の方が会場にいて救命することができました。以後、指導者を中心にＡＥＤの導入と救命講習会の受講を勧めています」と伺った話を紹介しました。参加者した選手の母親は「野球界での事故事例や試合中に打球を受けて救命処置をしているときのパニック状態の音声を聞き、実感が湧きました」と感想を話してくれました。

　三重県支部では全チームで安全管理体制の整備に取り組まれており、大変意義のあることだと感じました。これからも定期的にホームページ(aed-ms.jp)の動画を視聴して救命技能の維持向上に務めてください。(ＡＥＤマーケティングサービス　鈴木)