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市川リトルシニア2023AED講習会

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市川リトルシニア2023AED講習会

  624日、市川リトルシニアのAED講習会が塩浜市民体育館で指導者、父母と3年生部員、約60名が参加して開かれました。保護者の中には海で溺れた小学生を救助した経験のある方もいて、救命時の様子をお話いただき、人工呼吸についてご質問をいただきました。 

  市民によるAEDの使用は2004年に認められ、バイスタンダー(発見者)の救命活動も法律(刑法、民法)で守られています。傷病者の意識が無く普段の呼吸をしていないと判断したときは、心臓マッサージ(AEDの使用)を始めてください。現在、厚労省から「人工呼吸はしなくても良い」と通達が出されていますが、AHA(アメリカ心臓協会)では傷病者の社会復帰までを考えて人工呼吸を推奨しています。AEDにはタブレットマスクが入っていますので、人工呼吸ができる方は胸骨圧迫を30回した後、気道を確保して鼻を塞ぎ、溜息程度で2回息を吹き込んでください。

  また、傷病者が女性の場合は男性が衣服を脱がすことをためらい救命率が男性の30%と低くなっていますので、下着をつけたまま金属部分にパットが接触しないように装着して使用するようにしてください。また、集まった人に壁になってもらうことや、パット装着後にタオル等を上にかける配慮についてもお願いしました。

  今回は3年生部員にも参加して一次救命の実技を体験していただきました。アンケート調査の結果、日本で救助活動ができる人は全体の約41%と低いので、AEDと併せて一次救命法の普及にも努めていきたいと思います。(AEDマーケティングサービス 鈴木)

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