１月２１日(日)、高崎市消防団第１５分団会議室で、高崎リトルシニアのＡＥＤ救命講習会が開かれ、監督、コーチと保護者の３０名が参加しました。

　講習会では冒頭に心臓突然死の現状と野球界での事故事例を紹介。心臓事故死の中でも一番多い心室細動(ＶＦ)と心臓震盪について解説しました。実技講習では大竹監督が自ら率先して参加され、参加者全員が胸骨圧迫とＡＥＤの使用法を体験しました。「その場に遭遇したときに冷静に対応できるか不安です」という声が聞かれる中、心肺蘇生法のポイントとして①意識が無く普段通りの呼吸が確認できない時は表情を観ながら胸骨圧迫とＡＥＤを使用する。②ＡＥＤはスイッチをＯＮにすれば全て音声ガイダンスに従うだけで使用できる。の２点を説明しました。

　一次救命の現場ではチームワークと連携プレーが重要です。いざという時に備えて救護体制を整えて定期的に動画を視聴するなど、救命技能の維持向上に務めてください。

(ＡＥＤマーケティングサービス　鈴木)