横浜市神奈川区の斎藤分南部町内会では３月１９日(日)、防災対策の一環として町内会館にＡＥＤを設置し、取扱説明会と実技救命講習会を開きました。講習会はＡＥＤの日常点検から心臓突然死の現状と一次救命の流れ、ＡＥＤ使用法の説明を受けました。胸骨圧迫では強さの加減に困惑する場面もありましたが、２回目、３回目と交代して心臓マッサージをするうちに正しい圧迫ができるようになりました。

　町内会の萩谷会長は「昨年、子供会でもＡＥＤ講習会を受講しましたが、心臓事故についての説明と訓練機での体験ができて良かったです。定期的に実施した方が良いですね」と実技講習会の必要性を感じていました。また、元看護師の有賀さんは長年の医療現場での経験から「ベット上での心臓マッサージは効果がないので床に降ろした方が良いことや、気道確保するために肩にタオルを敷いて固定すること」等、貴重なアドバイスをいただきました。本日の講習会ではＡＥＤがないときでも正しい心臓マッサージをできるようにすることの重要性を感じました。(ＡＥＤマーケティングサービス　鈴木)