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君津木更津リトルリーグAED講習会レポート

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君津木更津リトルリーグAED講習会レポート

 小学生の硬式野球チーム・君津木更津リトルリーグは、2月19日()、旧上総高校グラウンドで指導者と保護者が参加して救命講習会を開きました。

■AEDの必要性について 事務局長 山元竜二

 2021年に君津木更津リトルリーグが南房総の地に発足してから、硬式野球に取り組む小学生たちの安全をどう担保していくかが事務局の最大のテーマでした。硬式野球はボールが当たる場所によっては死亡にもつながる事故が起きてしまいます。普段使用している救急道具だけでは、仮に119番の救急要請をしたとしても、救命処置に時間がかかってしまい救える命も救えない事態になってしまいます。そこで、以前より検討をしてきたAEDの導入を決めました。操作性、耐久性を含め、遠征試合にも持ち運びが可能であること、小児用に特別な装備がいらず、すぐに誰にでも使用ができることが日本ライフラインのAEDを導入した理由です。

■チーム関係者の声

 本日はAED講習会ありがとうございました。街中でAEDはよく見かけますが実際使ったことはないので講習会を受けて初めて救命方法、AEDの使い方知ることができました。救命は周りと協力して素早くやることが大切だと実感しました。もしそのような場面に遭遇したときに1人でも多くの人が命を救うお手伝いができるように救命講習を受けたほうがいいと思いました。(吉田和美)

 私自身、始めてのAEDの講習で大変勉強になりました。4分後には脳細胞の死滅が始まること、5分経過すると生存率は約50%になり、以後1分遅れる毎に10%ずつ低下することなど。早急な救命措置がいかに必要かを改めて学べたいい機会でした。また、野球の試合時の事故の音声を聞かせていただき、事故にあった選手の親や仲間のパニックに陥った声でAEDの音がかき消されてしまう事案は身が引き締まりました。いつ誰が同じようなことになるかわかりませんし、自分が事故にあった選手の親の立場になったとき、冷静でいられる自信はありません。ですけど、逆の立場のときには大切な命を助けられるように冷静な対処を出来るよう、定期的にAEDの使用の確認はしなければいけないと思いました。今後も実際に事故が起きたことを想定し、AEDの装着や発動までの時間をはかり、それまでの時間をいかに短縮できるかなど、訓練して検討してみてもよいかと思いました。(橋村章代)

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