４月１８日(月)、株式会社阪神タイガースのベースボールスクールコーチの皆さんは、甲子園球場に隣接する室内練習場で日本ライフライン株式会社ＡＥＤ事業推進部の森課長から心臓事故の一次救命法とＡＥＤの使用法の説明を受けました。

　受講した事業本部振興部の白仁田コーチは「実際に事故が起きた時にはパニックになると思います。救命の仕方を知っているか、知らないかでは大きな違いがありますので、今日の講習会で疑似体験ができて良かったと思います」と話してくれました。

　講師を務めた森課長は、３０年以上に渡り心臓循環器系医療機器製造販売業に従事している専門家として、豊富な体験談を紹介してくれました。「医療従事者でない人が救命処置をして具合が悪化することはないですか。と心配する人が多いのですが、バイスタンダ―(注1)は法律で守られていますので、勇気を出して救助活動をしてください」と講習会を締めました。(ＡＥＤマーケティングサービス　鈴木)

(注1)救急現場に居合わせた人。日本では2004年7月の厚生労働省通知により、救命の現場に居合わせた市民が救命のためにやむを得ず行った場合には、医師法上、民事上、刑事上、責任は問われないとされています。