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東大阪リトルシニアAED講習会

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 大阪遠征二日目は東大阪リトルシニアのAE講習会を313()、午前10時から大泉緑地グラウンドで開きました。今回は参加した保護者12名の半数以上の方がAED講習会の受講経験がありましたので、2020年に更新された心肺蘇生ガイドラインの主な変更点と、コロナ渦での感染対策をしての救命方法について説明しました。コロナ渦の感染対策としては、傷病者がマスクをしていたらそのまま、していなければハンカチ等を鼻口にかけて意識の確認をします。一昨年より厚労省の通達により人工呼吸はしなくても良くなりましたが、脳への酸素供給ができなくなるため傷病者がご家族なら「従来通り人工呼吸をしてください」とお願いしました。

  日本の心肺蘇生ガイドラインは日本蘇生協議会(JRC)により、世界各国の有識者により話し合われ決められた国際コンセンサスを元に5年毎に更新されています。昨年、発表された2020年心肺蘇生ガイドラインでは、従来の手順や内容に大きな変更はありませんでしたが、下記の内容が記載されましたので参考にしてください。

■意識と心肺停止の判断に迷う場合については、反応なし、呼吸なしと判断して胸骨圧迫を行います。

■妊婦さんでも心肺蘇生は行い、AEDは使用します。(胎児にも影響なし)

 ※妊婦は胎児がお腹を圧迫し、下半身の血液が心臓に戻りにくいのでお腹(胎児)を左側に避けて胸骨圧迫を行います。

■心肺蘇生を行うときに衣服を脱がすのが困難な場合は「衣服の上から胸骨圧迫を行っても良い」と記載されています。また、女性の下着(特に金属)はパットに接触しないように一部をたくし上げて貼るようにしてください。

■溺水者に対する心肺蘇生コロナ渦における心肺蘇生として、バックマスクがない場合は、成人傷病者には人工呼吸はしなくても良い。というのが基本方針ですが、呼吸が原因で心停止が起きる可能性が高い子どもや溺水者には人工呼吸は欠かせません。

 ※体内酸素が少ない妊婦さんと乳児には人工呼吸を推奨しています。(AEDマーケティングサービス 鈴木)

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