２０２１年１０月９日(土)、田無リトルシニアの練習会場・ひばりアムスタジアムで、スタッフと父母３０名が参加してＡＥＤの実技講習会を行いました。

　ＡＥＤは緑の点滅を毎日確認してもらうことと、夏場に高温になる用具倉庫(車)などでの保管は避け、0～40℃での保管環境での管理を推奨しました。使用法では、①スイッチを右にスライドする(電源を入れる)➡②音声に従い、パットを貼る➡➂音声に従い、電気ショックボタンを押す。という一連の流れの中で注意事項を説明。迅速な対応が求められますので、傷病者の意識がなく普段の呼吸をしていなければ、躊躇なくＡＥＤを使用するように説明しました。

　参加した保護者からは「ＡＥＤの講習会は初めてでしたが、分かりやすくて勉強になりました。これからも機会がありましたら参加したい」との感想をいただきました。また、医療機器に詳しい方からもＡＥＤを実施して回復した後の体位についての質問をいただきました。回復後の体位は意識がなく呼吸や脈拍がある場合は右脇腹を下にし、左足の膝を曲げて前に出し、左手の拳で顎を支えて気道を確保するリカバリーポジション(回復体位)をとります。右脇腹を下にすることで胃内容物の逆流を防ぐことができます。今後も定期的に勉強会を行い、安全管理体制を整えておくことが大切です。(AEDマーケティングサービス　鈴木)