７月８日、横浜北リトルシニアでは１年生の保護者を対象に心臓突然死を防ぐためのＣＰＲ(心肺蘇生法)とＡＥＤの実技講習会を開きました。

　ＡＥＤ講習会に初めて参加する方もいましたので、心臓突然死と少年野球界での現状を説明しました。中でも質の高い胸骨圧迫をするために心臓マッサージの基本である①５～６cmの圧迫の強さ、②１００～１２０回/分のリズム、➂圧迫解除時に胸郭を元に戻すこと、と④胸骨下部の剣状突起は押さないように、注意しました。心臓マッサージは「早く、強く、弛まなく」の３点が重要ですが、参加者の皆さんは掛け声を合わせてチームワーク良く、スピーディーに圧迫ができていました。

　参加した保護者は「心臓事故について大変よく理解でき、ＡＥＤについての不安がなくなりました。傷病者に遭遇した時には落ち着いて救命処置ができるようにしたいと思います」と話していました。また、毎年、職場でＡＥＤ講習を受講している方も「意識の確認をする時に半身麻痺していることも考えて両肩を叩いて行うことは今までしていませんでした。野球界での事故事例は大変参考になりました」と感想を述べてくれました。(ＡＥＤマーケティングサービス　鈴木)