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■国際救命救急協会 インストラクター研修会
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一般社団法人 国際救命協会(American Heart Association)のインストラクター研修会が、5月3日、川崎市川崎区の協会トレーニングセンターで4年ぶりに開催しました。
コロナ蔓延後、初めて開かれる救命指導者のインストラクター研修会は、BLSよりレベルの高いアドバンスコース。大松副理事長からはガイドライン2020と蘇生科学の動向とテキストについて解説いただき、山田理事・総括教育担当は蘇生法のAirway(気道確保)、Breathing(人工呼吸)、Circulation(胸骨圧迫)と年齢別CPR、窒息時の救命実技について指導を受けました。
今回の講習会のポイントは年齢別のCPR(心肺蘇生法)と、コロナが蔓延してから実施されていなかった各種人工呼吸の実技指導です。気道確保をするときの注意は顎を強く上げると頸椎損傷(特に高齢者は注意)になるため顎を垂直の位置で止めること、胸骨圧迫は早過ぎると脳に血流が起こらないため100~120回/分のペースで5cm以上押して、しっかり解放をすることなどを確認しました。
私も1年半ぶりの講習会参加でしたが、各種人工呼吸を含めた質の高いCPR(心肺蘇生法)の難しさを改めて痛感し、今後も救命技能の維持向上に務めたいと感じました。(AEDマームティングサービス 鈴木)