横浜北リトルシニアは６月１８日(土)、横浜北グラウンドで１年生(２２期生)保護者２６名が参加して、心臓突然死を防ぐためのＣＰＲ(心肺蘇生法)とＡＥＤの実技講習会を開きました。

　チームの保護者には循環器内科医師が在籍していましたので、心臓突然死についてご説明を受けた後、ペットボトルを使用した胸骨圧迫のトレーニングとＡＥＤの使用法を練習しました。医師は過去、東京マラソンで傷病者１１名全員が蘇生して助かっている事例を紹介後「スポーツ現場での心停止のほとんどである心室細動(VF)は、早く一次救命処置ができれば助けることができると信じています」と話してくれました。また、判断の難しい普段通りの呼吸の確認では「傷病者の意識がなく、呼吸と脈拍の確認ができない場合は傷病者の表情を観ながら胸骨圧迫に入る」との説明を受け、一般の人でも分かり易い内容でしたので大変勉強になりました。

　同チームは５月に管理栄養士を招き食育講座を開催するなど、選手をサポートするための勉強会を定期的に開催し、チーム一丸で子どもたちの発育発達に合わせて野球を楽しく安全に学べる環境作りに取り組んでいます。(ＡＥＤマーケティングサービス　鈴木)